トラネックスレチピール

トラネックスレチピールは、レチノールとトラネキサム酸、ビタミンCを組み合わせたピーリング施術です。
レチノールにはピーリング作用、皮膚のターンオーバーの誘導、真皮でのコラーゲン産生促進など様々な作用があります。また、トラネキサム酸には抗炎症作用やメラニン産生抑制作用、ビタミンCには抗酸化作用やメラニン産生抑制作用があります。

レチノールには、皮膚の皮むけや赤みといったレチノール反応（A反応）があります。レチノールを含むドクターズコスメなどでホームケアされる方も多いですが、A反応が長期間持続することがネックになり続けられない方もいらっしゃいます。トラネックスレチピールでも施術後数日から1週間の間は皮膚が赤くなってポロポロとめくれてくる反応が起こりますが、レチノールをしっかり作用させて短期集中で3～4週間に1度の施術ですので、ダウンタイムをコントロールして短期間に押さえながらしっかりとレチノールの効果を得ることができます。

1. 複数の肌悩みが混在している方におすすめ

肝斑や炎症後色素沈着があるとレーザーや光治療で悪化のリスクがあるため、他の肌悩みを治療できない場合がありました。トラネックスレチピールは、レチノールにより肌のターンオーバーを促進することで、肌を生まれ変わらせていく治療のため、肝斑やしみ、小じわ、毛穴など複数のお悩みをまとめて治療することが可能です。

2. ターンオーバー周期を7日間に短縮

肌のターンオーバー周期は通常30~45日で、年齢を重ねるごとに長くなっていきます。トラネックスレチピールは、ターンオーバー周期をおよそ7日間に短縮することで肌再生を促します。赤みや皮むけ期間が1週間程度ですむため、レチノール配合のスキンケアを使用するよりも短いダウンタイムでレチノールの効果が得られます。

3.トラネキサム酸配合により美白効果アップ

レチノールを使用したピーリングには「レチノールピール」があります。トラネックスレチピールには、レチノールにトラネキサム酸が配合されていることが最大の特徴です。トラネキサム酸はメラニン増生を抑えて、肝斑やシミの再発を減少させることができるため、従来のレチノールピールと比較して肝斑や色素沈着に対する美白効果がさらにアップしています。

1. 洗顔

ご来院いただきましたら、まずは洗顔から行っていただきます。

2. カウンセリング

医師がお顔の状態を診察し、治療内容について確認します。

3. 施術

トラネキサム酸配合の薬液を塗布し馴染ませた後、レチノールクリームを顔全体に塗布し馴染ませます。施術時間は15分〜30分ほどです。

4. ご帰宅

施術後は薬剤を塗布したまま、日焼け止めを塗って、メイクをせずご帰宅いただきます。

5. ご自宅で洗顔

施術から4~6時間後に、ご自宅で薬剤を洗い流していただきます。薬剤を洗い流す際は、肌に摩擦や刺激を与えないためにも水またはぬるま湯で強くこすらず、優しくゆっくり洗顔してください。 洗顔後は、しっかりと保湿をし、外出時には紫外線対策をしっかりと行ってください。
※放置時間が長いと皮むけが起こりやすく、短いと皮むけが軽減されます。初回のダウンタイム状態を参考にし、医師と相談の上で徐々に塗布時間を長くします。

※施術翌日からメイクをすることは可能ですが、赤みや皮むけにより普段通りにメイクが仕上がらないこともあります。大事なご予定などがある場合には施術の予定を調整することをおすすめします。
※妊娠中・授乳中の方は治療をお受けいただけません